手前味噌の樽開き

2016年11月14日

味噌樽をあける瞬間は毎年ドキドキします

味噌樽をあける瞬間は毎年ドキドキします

 
1月に仕込んだお味噌の樽をあけました。

夏の暑さを越えれば食べ始められるので、夏の終わりからそわそわしはじめます。
でも、寒くなるまで待ってからあけるほうが美味しいなと思うのでじっと我慢。
今回は秋の長雨もあったので、カビが心配だったけれど、上のほうに少しだけで大丈夫でした。

仕込んだお味噌は2種類。
甲州味噌20キロと米味噌10キロ。

とっても珍しいミックス味噌『甲州味噌』

甲州味噌って知っていますか?
私は山梨に来て初めて食べましたが、今では甲州味噌大好き!
毎日の食卓に欠かせない存在です。

お味噌は大豆・麹・塩から出来ていて、お味噌の種類は麹の種類の違いなんですね。
・米味噌→米麹
・麦味噌→麦麹
・豆味噌→豆麹(八丁味噌など)

甲州味噌はこの3種類には入らないお味噌。
なんと、米麹と麦麹を半分ずつミックスして仕込むお味噌なんです。
(麹の割合は各家庭でいろいろだそうです)

どうしてこんな珍しいミックス味噌が出来たかというと、、、
戦国時代、食料の腐敗を防ぐ味噌は欠かせない調味料。
それなのに、盆地で斜面が多いこの地域では、お米がそんなにたくさんとれない。
そこで考えられたのが、田畑の裏作として麦を育てること。
麦麹を混ぜることで米麹の不足を補っていたのだそうです。

米味噌と麦味噌の良いところが合わさった甲州味噌。
ほんと美味しいのです!
自分で仕込む手前味噌はまた格別の味。

我が家は、旦那さんが育てたお米と手前味噌で作るお味噌汁で毎日がはじまります。
これに納豆やちょっとした常備菜があればOK。
山梨に来て、こういうちょっとしたことにしあわせを感じられるようになりました。

冬の定番は豚汁

冬の定番は豚汁

 
※お気に入りのお味噌屋の「五味醤油」さん。
手前味噌の仕込みの材料はこちらのものを使っています。
お味噌屋さんなのに、みんなで手前みそを作ろうってイベントをたくさんしているおもしろいお店。
(手前味噌樽をあける前にお味噌が足りなくなったら、やまごみそを購入しています。)
http://yamagomiso.com/

よろこびと
(2016.11.14 望)