どんど焼きとキッカンジョ

2017年01月12日

『七草粥』 子供の頃は味気ない気がしてちっとも美味しいと思えなかったのに、今では沁み渡る美味しさ。

『七草粥』
子供の頃は味気ない気がしてちっとも美味しいと思えなかったのに、
今では沁み渡る美味しさ。

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

早朝に洗濯物を干すと、干した側から凍っていく季節になってきました。
(こちらに来てからの驚いたことの一つ。手ぬぐいなんてピン!となります。)

1月は地域の小正月行事が2つ。

私の住むところには道祖神というものがあります。(なんと我が家の目の前に!)
※道祖神とは日本の民間信仰の一つで、村と村の境界線道の辻などに、災いを村に入れないため、さらに子孫繁栄や旅の安全を願って祀られたものだそうです。

道祖神の火祭りで、正月飾りなどを納めて焚き上げる小正月行事「どんど焼き」が毎年1月14日に行われます。
そして、その前の1月7日は「キッカンジョ」。※うちのあたりでは「どんやっせ」といいます。
夕飯の仕度をしていると、外から賑やかな音が近づいてきます。

どんやっせ~♪ どんやっせ~♪
(きっかんじょ~♪ きっかんじょ~♪)
家内安全! 商売繁盛!

太鼓や鐘、灯籠を持った子供たちが各戸を回り、『道祖神』のお札を持ってきてくれるのです。
お札を頂いて、ご祝儀をお渡しします。

毎年頂くお札

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昨年のお札はどんど焼きで焚き上げます。
各地域ごとにお札の版が違うそうなのですが、私の住む壽町のお札はとても味わいがあってすごく好きです。
一昔前はこの通りを歩けばなんでも揃うというくらい職人さんがたくさん住んでいたそうで、その職人さんの誰かが作ったのかな~。近所のおばあちゃんに聞いてみよう。

養蚕が盛んだった地域なので、そういうお家の時は、お蚕大当たり!なんて言葉を変えてくれたりも昔はしたそうです。
もともとは、「キッカンジョ」とは「木勧進」のことで、どんど焼きに使う木を子供達が勧進(寄付集め)して歩いたとも言われています。

子供たちが福を呼び込んでくれる縁起の良い夜。
うちの町内は高齢化に伴い残念ながら子供がおらず、毎年近くの施設から子供たちが来てくれて、この風習が続いています。
これから先も繋いでいけますように。

壽町の道祖神

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町内の人で毎年飾りつけをします。
うちの町内はシンプルですが、地域差がかなりあって大作もたくさん。

「どんど焼き」については甲州市のHPもご参考に↓
http://www.city.koshu.yamanashi.jp/shokuinblog/detail/小正月行事のどんど焼きが行われます

よろこびと
(2017.1.12 望)