三井物産の創始者益田孝(鈍翁)の言葉

2015年03月30日

三井物産の創始者益田孝(鈍翁)
 「死ななくともよい人がご馳走の為に死ぬのを見ては黙っていられない」。「日本人の食物は世界中で最も適当の食物であり、また日本人の食物中で百姓の食する粗食が一番無害で適当なりの論に帰着」。彼は粗食と毎日6キロの散歩で90歳まで生きた。朝日新聞10.4.4「この人、その言葉」。人類も含めた動物は、食料の乏しい環境で生き延びてきたので、地球に住む70億人の中でバライティに富んだ豊富な食生活を送っている今の私達は恵まれすぎて自然の摂理に反しております。

 日本人の戦前の食事に少量のタンパク質を加え、食塩の摂取量を半減させれば世界で最善の食事であるとか言われています。三度々々きちんと食事をとって、毎日体力にあった運動を継続し、適切な睡眠を取りながら、日々脳からのアウトプットに努めていれば、いわゆる「健康食品」などは不要です。死ぬまで元気で長生きし、ピンピンコロリと大往生できること疑いなしです。

 戦前の日本の食事はどうだったのでしょうか。地域や貧富の差などがあり、これが典型的な日本食だとは言いきれませんが、越後の片田舎のわが家では、ご飯に野菜、海藻、打ち豆などの具沢山の味噌汁、沢庵か白菜の漬物の一汁一菜でした。野菜の煮物、納豆・豆腐・油揚・煮豆などの大豆食品、たまに魚介類が食膳にのればご馳走でした。そうそう鯨肉や脂身はよく食べました。お米は一日一人3合でしたので、今の3倍は食べていました。お米の蛋白質は貴重な蛋白源だったのです。塩分の摂取量は随分と高かったと思います。次に理想的と言われる食事の一例を申し上げます。

  1. 金、銀、銅のウエイトで朝食を一番大切にし、昼食、夕食を一日3食をきちんと食べる。
    朝食にプレインヨーグルトあるいはぬかずけ(乳酸菌源)。エネルギー源となる炭水化物:
    ご飯、麺類、パンを適量食べる。一時アメリカで流行ったローカーボンは極端過ぎます。脂っこい食べ物は昼食で、夕食では油物は避ける。午後9時以降は固形物は摂らない。
  2. 間食はしない。
  3. 蛋白質を一日最低60g。動物性蛋白質1:1植物性蛋白質。肉と魚は1:1。
  4. 食べ過ぎない。腹八分目。何でも過剰には摂らない。飢餓状態に有るのが自然の摂理です。
  5. おかずは多彩。一日30品目。バランスよく。海藻、魚(イワシ、アジ、サバなどの青身魚)、大豆製品(豆腐、湯葉、納豆、具の多い味噌汁)、緑黄野菜、きのこ類。食欲がない時にはおかずを先に食べてご飯を残す。
  6. よく噛んで食べる。
  7. お酒は一日アルコール30g:ビール大瓶1本。日本酒は1合まで。週に2,3日は休肝日をつくる。

 正しい食生活、ご自分にあった運動を継続し、快眠、快便、情報を受け取るだけではなく何かの創作活動をして脳から発信(アウトプット:Out put)しつつ、何事にも明るく元気に対処して、ご自分の心に素直に従って暮らして行きましょう。これを【明元素】の生活(Life style)と言います。

食と健康のコンサルタント 渡邉 憲一