相変わらずのことと日本のこれから

2017年11月20日

小泉政権時代の資料が出て来ました。曰く、郵貯、簡保などでお金をコツコツ貯める人もいれば、貯めたお金を壮大に無駄使いしている政治屋、腐敗官僚、それらと結託した腐敗経済人が存在する。それから何年も経った今の安部政権のモリとカケはその典型です。

当時の「フォーブス」のアジア太平洋支局長ベンジャミン・フルフォード氏は、日本の大新聞の8割の記事は役所発表、記者クラブを作ることで、ウソを報道させています。記者クラブで発表されることを書かなくては「ムラ」から排除されます。日本の権力は、新聞、テレビは信用出来るが、記者クラブに所属していない週刊誌や夕刊紙は信用出来ないとの偏見を広めて来ました。大手マスコミの幹部の中には政治屋や役人とゴルフや、会食をすることを自慢しています。これでは事実を書けるわけがありませんと書いています。

今上天皇が2019年3月末にご退位される予定と報じられました。私達国民の象徴として国民の幸せを祈って、今上天皇は出来るだけ広く各地を訪れて国民を励まして来られました。私達国民は皇室に親しみを抱き敬愛しております。ご高齢を理由に生前退位のご意向を直接国民に語りかけられてから結論が出る迄に随分と時間が掛かり過ぎました。

一方政府が無能で日本は社会、政治、経済などのあらゆる分野で、急激に進行している変化に対応した施策が行なわれていません。中身があいまいな施策を口当たりの良いスローガンで包んで次々と打ち出して来ましたが、日本は経済的地位を喪失し、イノベーションに遅れをとりApple,Google, Facebook,Tesra,Alibaba ,Amazonのような世界をリードできる新産業が生まれていません。サンヨーは消え、シャープ、東芝、日産自動車、神戸製鋼所、スバルなど日本のモノづくりの核が信用を失っています。貿易黒字の約半分を稼ぐ自動車業界は、電気自動車、自動運転、カーシアリングで出遅れています。国の存亡の基本である農業、水産業、林業は政府の長年の間違った施策で衰退してしまいました。

これは世襲制の欠点の一つである、国民の日々の生活に思いを至らせる想像力と変化に対応出来る創造力が欠如した政治屋が増え過ぎたからです。日本の政治は国民から全く遊離した永田町独特な「ムラ」の倫理で動いています。役所は省益あって国益なしで、政治屋が無能であることを良いことに、お手盛りで税金の無駄使いをしています。企業でも現場を知らないトップが跋扈し、さらに現場での非正規社員率が高くなり過ぎて、現場は疲弊し、技術の継承が難しくなっております。これからは人工頭脳などのICT(情報通信技術)の進歩とグローバル化の影響で、正規雇用や終身雇用は当たり前でなくなります。

人口は維持困難どころか中長期にわたって減少が確定し、大学も世界における知的地位と競争力を失いました。日本の現状はまことの「国難」です。今こそ私達日本人は、ICTの進歩とグローバル化の進行する「人生百歳時代」の荒波を的確に乗り越えていく施策を考え、迅速に実行する時です。さもなければ衰退し滅亡する道を転げ落ちるのみです。

食と健康のコンサルタント 渡邉 憲一