#MeTooの思い出

2018年04月10日

世界各国の政治家や経営者が集まる「ダボス会議」の主催団体世界経済フォーラム(WEF)は、世界各国の男女平等の度合いを示した2017年版「ジェンダー・ギャップ指数」を発表しました。日本は調査対象144カ国のうち、114位と前年より3つ順位を落とし、過去最低となりました。女性の政治参画が遅れているのが主な理由です。

同指数は女性の地位を経済、教育、政治、健康の4分野で分析し、ランキング化しています。2017年10月22日の衆院選では定数の約1割にあたる47人の女性が当選しましたが、政治は123位と20も順位が下がりました。経済は114位と4つ順位を上げたものの、依然低い水準です。男女の収入格差が大きいのと、専門職や技術職で女性が少ないのが理由です。教育は識字率では世界1位ですが、高等教育の進学率が101位と低く、同分野全体で74位にとどまっています。健康は40位から1位に浮上しました。

首位は9年連続でアイスランド。女性の政治への参画が際立つほか、男性の育児休業も普及しています。2位ノルウェー、3位フィンランドと続き、4位のルワンダは女性議員の比率が高いことが評価されています。アジア太平洋地域では、ニュージーランドが9位、フィリピンが10位に入っています。一方下位にはアフリカや中東諸国が多いです。

昨年末アメリカで俳優らがハリウッドの大物プロデューサーによるセクハラ被害を告発したことに端を発した、ツイッターなどで「#MeToo」と声を上げる動きが起きましたが、日本の芸能界では動きが鈍いようです。まだまだ男尊女卑の意識が深く根付いていますので「#MeToo」と被害を発信するには抵抗があり難しいのかもしてません。

観光でフロリダ州のケネディ宇宙センターとディズニー・ワールドに一週間程過ごし、
オーランド空港からシカゴ経由で、学会が開催されるカリフォルニア州アナハイムに出席すべく、ジョン・ウェイン空港(当時はオレンジ・カウンティ空港)に向かいました。乗換のシカゴからの便がオーバーブッキングで、格安航空券を使っていた私には、搭乗時間になっても座席指定がありませんでした。航空会社の係員と押し問答しておりましたら、そこにメキシコ系の乗客がやって来て、「私は2週間出張しており、今晩久ぶりで妻と食事をする予定である。きちんと予約してあるのにこの便に乗せないで、妻と離婚になったらお前の会社を訴えてやる。」と言いました。私もすかさず「MeToo」と言いました。

そうしましたら係員がマイクを持って機内の乗客に向け、「1時間後の次ぎの便に乗り換えてくれるお客樣には、ハワイ往復の航空券と400ドルを差し上げます。」と呼びかけました。とたんに機内から6、7人の乗客が転がり出て来て、私達は無事に予定の便に乗ることが出来ました。当時はまだ携帯電話は存在せず。日本からのお客様とオレンジ・カウンティ空港で待ち合わせておりましたので助かりました。平気で複数の航空便をダブル、あるいはトリプル・ブッキング(重複予約)をする乗客が多いので、航空会社はそれを見込んでオーバーブッキングにするのが当たり前だと後で米国の友人に教わりました。

食と健康のコンサルタント 渡邉 憲一